6月の東京アセット・パートナーズの月1勉強会の講師は、株式会社CASICA 代表取締役の森脇剛さんに
「健康経営 CASICA式」
というテーマで、ご講演をいただきました。

 

森脇さんは、新卒で大手アパレル会社に入社。
パタンナーとして活躍されている時に、生命保険がおりる機会があり、生命保険に魅力を感じて、畑違いの保険業界に転職されたそうです。

 

生命保険の会社で、最近話題になってきている「健康経営」について興味を持たれて、健康経営エキスパートアドバイザーを取得。
社内で健康経営をテーマにビジネス化をして、健康経営をサポートする株式会社CASICAを設立されました。

※会社の名称も「健康経営で会社の課題を「可視化」するからだそうです」

 

 


講演でメモしたことを一部シェアさせて頂くと

 

 

ー日本人の平均寿命は男性81.64歳、女性は87.74歳(私もあと35年生きれる!?)
ー90歳以上は206万人(長野県や岐阜県の人口並み!)
ー100歳まで長生きしたい人は全体の20%
ー健康経営は従業員の健康管理を経営的な視点で考えて、行動することで、会社の業績や株価を向上させる取り組み
ー公務員の精神疾患による長期休養は99年は10人あたり327人から2019年は1,643人と5倍に増えている
ーこころの健康に関する日常生活の悩みやストレスは男女で違いがあり、男性は将来不安や仕事、女性は人間関係が上位
ー健康経営をPRに繋げた例としてヤフーの「食堂で揚げ物税」や伊藤忠の「ガンと仕事の両立支援」、トリンプの「禁煙宣言」がある

 

 

といったことを教えて頂きました。

 

 

健康経営の支援で複数の顧問先を抱える森脇さんですが、更に新しい取り組みとして

「健康経営でまちおこし」

をテーマにご出身である山口県周南市で活動をされていらっしゃいます。

 

 

市役所がプラットフォームになり、様々な企業が独自の健康経営を実施することで
“長く健康で働ける住みやすい街”

になることを目指していらっしゃるそうです。

 

 

「健康経営」と「まちおこし」というテーマが重なることでどういった化学反応が起こるのか楽しみです。

 

 

私達も森脇さんに健康経営について以前お教えいただいてから、健康経営の取り組みを実施し、東京都の健康優良企業「銀の認定」を取得していますが、今回の講演をお聞きして、更にその取り組みを進めていきたいと思いました。

 

 

森脇さん素晴らしいご講演をありがとうございました!